「性能評価」によって新しい技術や工法が発展する

2011.09.30

昭和六十一(一九八六)年に三階建ての住宅を販売するにあたって、木質構造では初めてとなる実大振動台実験を行いました。これは地震のような振動実験と異なりから建物を押して壊す実験です。結果は壁倍率でいえば一〇倍以上の強さを発揮しました。それまでの評価は「壁倍率5」が最大でしたから、木質パネル接着工法はそれまでの評価の倍以上強いことかわかったのです。ところが、ここで次の問題が発生しました。従来の考え方では
「性能評価」によって新しい技術や工法が発展する... の続きを読む

「標準」ランクが一致するか

2011.09.30

「標準」という言葉が、じつは曲者なのです。皆さんは標準と聞くとどんなイメージを抱くでしょうか。たとえば、松・竹・梅の竹?上・中・下の中?特上・上・並の上?このようにさまざまなイメージを思い浮かべると思います。皆さんが抱いている「標準」のランクと、営業マンの考えている「標準」のランクが一致していれば問題は起こりません。けれども皆さんが抱いている[標準]のほうがグレードが高かった場合はお互いに錯覚が起
「標準」ランクが一致するか... の続きを読む

良い家造りをするには施主も勉強が必要

2011.09.30

もし、良心的な工務店で建てる場合は、原則として窓も予算に合わせて、あらゆるメーカーから自由に選択できます。ただし、予算を幾らと決めてお任せにした場合は勿論、事情が異なります。これは他の住宅メーカーも同様ですが。先ほどの工務店にそれらのカタログ等がすべて備わっているとは限りません。その工務店にも、これまでのつき合いと事情があるのですから仕方ありません。ただ良い家を安く造るために大事なことは、施主自身
良い家造りをするには施主も勉強が必要... の続きを読む

家そのものも健康であることが大事

2011.09.30

せっかく建てた家が断熱の方法を変える、そして断熱材の両側に通気層を設けることの意味について、Mさんは図を書きながらさらに詳しく説明してくれた。「内側のインナーサーキットと呼ばれる通気層を上手に働かせてやると、肌と衣服の間に風を流してやることができるのです。その風の流れ具合は、体感ハウスで見ることができますからこれからご案内しましょう。屋根の下はどこも快適という環境に住んでいる人は、元気、さわやか、
家そのものも健康であることが大事... の続きを読む

理解しておこう「住宅品確法」が制定された背景を

2011.09.30

注文住宅は民法に「瑕疵担保期限」という保証期間が定められていて、木造は5年、コンクリート造などは10年となっています。しかしながら現実には、住宅会社があらかじめ用意している請負契約書では「2年」などとなっているのが普通でした。会社によっては建物の部位別にもっと長期の保証をつけるところが増えてきていましたが、その一方で保証期間を「1年」とするところや、保証それ自体を巧妙に伏せる会社もありました。民法
理解しておこう「住宅品確法」が制定された背景を... の続きを読む

無理な返済計画は禁物!

2011.09.30

「景気がよくなっている、だから金利も上昇する」――本当でしょうか?日本銀行の福井俊彦総裁は、日本経済研究センター主催の講演会で、こう発言しています。「金融システム安定のために、銀行を絶対倒産させないことに規制や監督が目を奪われ過ぎると、金融仲介機能は活力を失う」と。つまり、平成17年4月のペイオフ完全解禁後は、金融機関の破たんの可能性もあることを前提に、監督.規制を進める必要性を強調したのです。す
無理な返済計画は禁物!... の続きを読む

新建材で作られた住宅

2011.09.30

新建材で作られた住宅は、完成した瞬間が最も美しく、あとは日1日と古くなる一方で汚れていきます。一方自然の材料は、年数を経るごとに味や温もりがでてきますし、長い年月の間、質の高い状態を保つことができます。従って、耐用年数の面から見ても、自然の素材で作られた住宅は、新建材で作られた住宅とは、結局のところ比較にならないほど長持ちするのです。事務所では、新建材は殆ど使わず、自然の素材を生かし、職人さんの手
新建材で作られた住宅... の続きを読む

「職住近接」は、住宅地の価格形成の根本概念である

2011.09.30

都心のオフィス街や商業地を観察していると、日本は、まだまだ腐っても鯛やだという印象を受けます。多種多様な外資系企業が、世界中からビジネスチャンスを狙ってやってきます。つまり、都心の不動産の価値を支えているのは、最終的には彼らが商取引をしている日本人ビジネスパーソンの人知や知的財産だということが実感できます。東京圏の住宅価格は、都内の商業地やオフィス街で働く人たちの人知が稼ぎ出す円の価値によって支払
「職住近接」は、住宅地の価格形成の根本概念である... の続きを読む

電化住宅について

2011.09.30

また、単身赴任の増加、婚姻率の低下などで単身世帯が増加しています。東京都だけでみると、昭和四十年にはわずか一九%だった単身世帯が、五十年には二八%、六十年には三四%と増加しています。単身者は、できるだけ便利に、住宅設備や家庭電化製品が全自動化して家事作業が簡単にできるように希望が集中するでしょう。特に単身者は留守になる時間が多いので、セキュリティに対する機能も要求が多くなります。もちろん一般家庭に
電化住宅について... の続きを読む

不動産は現金

2011.09.30

嫌な人だと思いながらも、「わかりました。じゃ、とりあえずどのような資金繰りにしましょうか。計算をしましょう」と言うと、今度は、「お前は経費を計算すればいいんだ。金なんか借りやしない!」と、大声を張り上げ、「経費は、いくらかかるかだけ計算すればいいんだ!」。私は、変わった人もいるもんだと思いつつも経費を計算し、「手付金は、いくらご用意できます?」と聞くと、「おまえなあ、不動産は現金だろう。取引は、現
不動産は現金... の続きを読む